省エネ計算をSketchUPで

ここ数ヶ月、一戸建ての省エネ計算に向くシステムを試行錯誤しています。既存の省エネ計算ソフトウェアはモデリングの面で問題があり、シンプルな形状なら楽なのですが、そうでないと意外に手こずります。そのせいか各社モデリングしやすさ、手軽さをアピールしていますが、実際はこちらが想像できるほど楽ではありません。これは一戸建ての形状が非常に複雑なものが多いことに起因します。結局一面一面、面積図を作って手計算、というところに落ち着くのです。

しかしながら、その作業に使う物は何がいいか?考えて見ました。意外と使えるな~と思ったのが、SketchUPでした。

簡単にモデリングできることはもちろん、3Dでも寸法を入れられ、住宅などを描くのに適しています。これで外皮部分を描いていきます。それだけでは外皮計算はできないのですが、プラグインを使って工夫すれば簡単です。

まず必要なプラグインはZone改Vです。このプラグインは各面の面積をExcelに転送して自動計算してくれます。図形が閉じているか?チェックするにも有効です。符号も自動で付くのでチェックもしやすいですね。窓を配置して計算することも簡単です。あくまで概算用に便利です。

次にUnfold Toolです。そのまま3次元だとわかりにくいので、さいころを分解するように展開して面を開いていくコマンドです。チェックも楽ですし、Pro版ならDWGなどに出力してCADで根拠図面を最終作成することで、かなりの時間を節約できます。

Pro版がなければ、DWGなどCADに変換できないのでは?と思われるかもしれませんが、DRA-CADなどSKPファイルを読み込めるCADはたくさんあります。そういうCADを持っている人は、有料版の必要性は薄いのかもしれません。