DelphiっぽいLazarus

Delphiといえば、Windows初期のプログラミング環境として非常にヒットしたものでした。しかしながらPascalというマイナーな言語ということもあり、現在の日本ではほとんど見ることがなくなりました。Delphi自体も会社がコロコロ変わり・・・。今から勉強するには?マークがつく環境ではあります。

そもそもDelphiがヒットしたのはそのスピードと手軽さ。Delphi6の頃は無料版が公開され、フリーソフトもたくさん公開されました。その頃にはフリーで便利なコンポーネントも多数公開されていました。今では見る影もありませんが。ある意味SketchUpと似た境遇なのでしょうか?

現在、Delphiを利用しようとなると、基本的には購入しなければなりません。そこに第一の敷居があるわけですが、探してみると似た開発環境がフリーであることに気がつきます。Lazarusです。これはpascalベースの開発統合環境・・・つまりDelphiに近いのです。おまけに無料でダウンロードできますし、海外製とはいえ、インターフェイスは日本語化できます。

もちろん開発元も違うわけで、同一というわけではありません。しかしインターフェイスは昔のDelphiを彷彿とさせますし、Delphiからソースをコンバートする機能があります。

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もちろんそのままでは動きませんが、過去の資産を効率良く再利用でくる環境は評価できます。上は、AFsoftさんのCAD作ろ!に掲載されていたtest32(ソースプログラムの複数化以前)を付属のコンバータで変換したところ。なんとフォームは移植できていました。2つほどエラーがでています。エラーは英語表記ですが、分かる人ならなんとかなるかもしれませんね。

CAD作ろ!というせっかくの教材がネットにあるわけで、これを活かさずには置けませんが、これを有効に活用できる環境が日本にはないのも事実です。AFsoftさんの趣旨には反するのかもしれませんが、挑戦してみてはいかがでしょうか??