高層マンションの住民の安易さ

別にすべての住民がそうだとは思っていませんが、高層マンションの住民は、高層マンションは完全に安全なもの、と過信している感じがします。あまり知り合いが多いわけではありませんが、会話からそのようないい方をする人がいます。


<25階建て高層住宅火災>3割、エレベーターで避難 東京(毎日新聞)

3月に千代田区西神田の25階建て高層区営住宅で発生した火災。火災時、少なくとも20名以上の住民がエレベーターで避難していたことが自治会への取材で分かったそうです。避難は階段が原則で、東京消防庁でもエレベーターを使わないように指導しています。高層であろうとなかろうと避難にエレベーターを使うなんて感覚は普通持たないはずです。

何よりも自治会が、指導内容などを知らなかったとうい衝撃です。さきほどの20名も「わかっているだけで」なのでもっと多かった可能性があります。非常用エレベーターを使って逃げてはならない(障害者や高齢者を除く)も知らなかったり、知っていても使っていた人がいるのもルールを知らなかったというより、高層マンションならでは、ということなのでしょうか??

そして故障なのか?火災報知器が鳴れば自動停止するはずのエレベーターもケーブル不良で停止しなかったそうです。

最近の高層マンションはハイテクですし安全性に配慮していますが、そこに住む人の知識や、設備の不良などによって大災害に発展することもあります。何事もそうですが、絶対なんてことは絶対にありえないのです。今回は原因が自宅放火という防ぎようがない火事でした。消火に四時間半もかかったことを考えても、高層マンションの防災に関して今後考えなければならない懸案事項がたくさん詰まった災害といえそうです。