故有名建築家の個人事務所の民事再生

2007年に亡くなった日本を代表する建築家である黒川紀章氏が代表だった黒川紀章建築都市設計事務所が15日に民事再生手続きを開始、倒産した。負債は約12億円という。

普通の設計事務所がつぶれるなんて、数の問題もあり日常茶飯事なのですが、ニュースになることは希です。せいぜい事件を起こした事務所程度でしょう。それだけ黒川紀章氏の知名度が高かったということでしょう。

理由は、受注減と海外からの設計料の未収案件とのこと。

今回の場合、幸いスポンサー(?)がついているので、業務の引き継ぎ先も見つかっており、契約済みの案件や社員もそちらにそのまま移行するようなので、業務的な影響は少なそうです。

もっとも、建築設計事務所も大切な仕事をしているわけですから、社会的にもっと注目を浴びる事務所が増えてくれればと思います。設計事務所数は頭打ちで、減ってきている曲面。他業界と同じく高齢化も著しく、今後一気に減る局面を迎えそうです。若い建築家たちはチャンスと捉えてがんばってほしいものです。