HOUSE-ST1の準耐力壁・垂れ壁のチェック

HOUSE-ST1はkizukuriと異なり準耐力壁などが気軽に入力出来ます。ただ気軽なのは入力のみでチェックは意外と面倒です。特に3Dや軸組から視覚的チェックできないのは、苦情が多いです。まあ入力できなかったり、入力が異常に面倒なソフトに比べれば100倍マシですけど。

HOUSE-ST1のメーカーサンプルでは、開口部がわかりやすいように壁を入力せず、かわりに外壁荷重を意図的に2倍(ラスモルタル)にし、全体的な荷重バランスをとるようにしています。かなりトリッキーなサンプルで、本来参考にすべきではありませんが、1つの手法です(私は絶対におすすめしません。)。このサンプルでは準耐力壁は加算していますが、垂れ壁は判断しにくいですしね。

私の手法は、オーソドックスに入力したあと、計算書の6.1.3準耐力壁、6.1.4垂れ壁・腰壁を一個一個チェックします。 なので、HOUSE-ST1で腰壁、準耐力壁などを入力する際は、予め開口リストを作ってから、それと先述の計算書を照らし合わせてチェックします。原始的な方法ですが、住宅レベルでは意外に垂れ壁を算入できるケースは少なく、なんとかなるのです。しかし何気に3Dパースなど見にくくなるので、最後に調整します。つまり準耐力壁や腰壁は余力と考えます。ただ馬鹿にできないケースもあるので、その部分は予め開口リストによって加算できる耐力を知っておくと良いでしょう。HOUSE-ST1スペシャルセットには、私が使っている開口リストが付録で付いていますので、是非ご活用ください。