建築用タブレットの選択肢

建築設計の分野でもタブレットが使われてきています。iPadの人気は根強いですね。私も現時点ではiPad Airをお勧めします。豊富なアプリと美しい液晶、誰にでも使いやすいインターフェイスとバッテリーのもち。重さのバランス・・・今のところ最強です。

しかしながら現場に出ると嫌な部分も見えてきます。まず美しい筐体は結局の所カバーが必要であり、防水防塵でもないことから、意外に嵩張ります。建築設計の場合、職場のパソコンからデータを入れて・・・ということがありますが、Windows系に比べて面倒な部分が多いのも事実です。またCADビューア系も充実してきたとはいえ、やっぱりちょっとの手直しくらいできたほうがいい、と言う声も根強いです。個人的にタブレットにCAD(有料の)を入れるのはライセンスの無駄だと思うので、もっと他の使い方を考えたほうが・・・とも思うのですが。

ただ、個人的にiPad導入に踏み切れないのは他の理由で、「液晶が小さいな~」ということです。解像度や美しさは文句ありませんが、私個人としてみた場合、図面用にはやはり小さいのです。別に小さすぎて困る・・・というサイズではないので使っていれば慣れると思うのですが。それでいて手に持って常用すると重いので、軽々持ち運べるiPad mini retinaをいじってしまうと・・・となってしまいます。

防水!と考えると、ARROWS Tabという優れた機種があります。12.5型もラインナップにあるので魅力的ですが、さすがに高すぎます。外で持ち歩いて壊したら・・・という恐れのほうが大きいです。10.1型は解像度もiPad以上で、防水防塵、ペン付き、バッテリーのもちもいいです。Core i系のCPUではないのと価格が高いのが欠点ですが、非常にバランスがいいです。Windowsソフトも動きますから、建築用タブレットとして見た場合、最有力候補だと思います。個人的にも購入を検討しています。

NECの法人向けタブレットも魅力的ですが悲しいことに展示を見たことがありません。夏に発売される機種はXi内蔵らしいので、こちらも期待ですが。富士通と似たり寄ったりですが、味付けがまったく違うのが面白いところ。

ディスプレイの大きさ・・・という点では、7月17日に発売予定のSurface Pro 3でしょう。速度も速いしペンも使えて、12インチの液晶を備えています。その液晶の画角も図面向きで、たぶん建築分野での活用を視野に入れた設計になっていると思います。ただ従来のSurface Pro2より軽いとは言え、800グラムはiPadですら腕が疲れるという人が多い現状を考えると重すぎると思います。机の上において作業するならいいのですが。そして防水・防塵でない仕様も気になります。価格的にもSurface Pro2ほどお買い得ってわけでもないのでちょっと・・・という感じです。

Androidは仕様変更が多く、特に最近ではSDカードまわりの改悪によって、使い勝手が思いっきり落ちそうなので、あまりお勧めできません。それでも10型クラスで最軽量のXperia tablet Z2はその薄さで防水なのは魅力的です。良いスタイラスが使えたらな~と言う部分が惜しいです。

こうして考えると、建築用タブレットの必要要素は

・大きく美しいディスプレイ

・デジタイザ

・そこそこのスピード

・やっぱりバッテリー

・やっぱり欲しい通信系

・喫茶で仕事するにはキーボード欲しいな~

ってところでしょうか??一台で欲張ってやろう!というのもいいですが、二台にわけるのもいいかもしれません。お金さえ許せば、Lavie ZとiPAD Airなんかは下手なキーボードが付けられるタブレットより軽量ですし。まあお金の問題が大きいんですけどね(汗)。