IT・通信企業・大企業の横暴と彼らの行く末

近年、特にIT・通信企業は寡占気味で、横暴な振る舞いが多くなってきています。企業としてみたら不採算部門からの撤退の遅れが手遅れになるケースもあるわけですから、即断即決も必要でしょうし、不採算部門を早めに処理することは重要なことだと思います。しかしながら継続企業という側面もあるわけで、一定のサービスの継続の保証がなければ、ユーザーの心も離れていきます。もしかしたら現在主流の企業の寿命も案外短いのかもしれません。少なくとも50年後同じ顔ぶれとは思えません。別にこれらの企業だけの話ではないのですが。

ヤマダ電機の電子書店「ヤマダイーブック」の閉店騒ぎを見て、そう思いました。最初の告知では、7月末には購入したコンテンツは閲覧できなくなる、購入したイーブックポイントの救済措置はない、などかなり横暴なものでした。なにしろ発表から2ヶ月で閉鎖し使えなくなる。しかもシステムを刷新し新たな電子書籍サイトを立ち上げる・・・ですからね。開いた口がふさがりません。しかしさすがに批判が多かったのか?さっさとその宣言を翻しました。なら最初から発表しなければいいのに。始めから宣伝ありきでわざとやったのかもしれませんが。

googleのreaderも、無料のサービスとはいえ、まだユーザーが多いのにもかかわらず廃止になりました。auの携帯電話のメールをパソコンでも活用できるgmail型サービスauoneメールが昨年廃止になりましたが、すぐに同様のサービスを提供するといっていたau。すでに一年近く経ちますが、未だにサービスが提供されていません。ひたすら不便です。これらに比べればマイクロソフトのXPのサポート終了はまだまだ良心的でしたが、こちらはなぜか批判が多いです。携帯電話会社の乗換の優遇策の過激さ、既存ユーザーを大切にしない姿勢も批判が多いです。

Facebookなど、サービスなどの変更が多く、書籍なども一年前のものは参考程度にしかならなかったり、動きが早いのも特徴です。それだけ速度が要求される時代なんでしょうね。その勝者ということでしょうか??そのスピード感は敬意を表すにふさわしいのですが、同時に企業寿命を短くしないか?危惧しています。もっとも企業は生存競争であり、必要なければ滅んでいくのは昔も今も一緒。非常に長く継続するものもあれば、短期間で消滅するものもあります。これから実際どうなっていくのか?行く末を見守っていきましょう。