MED-3の木造接合金物

3月末のアップデートで、TEC-ONE P3の金物に対応したMED-3。まあこの状態でどうやって使うんだろう??と思っていたら、案外簡単な仕組みでした。さてさて、テクニカルマニュアルの日付が変わっていないので不審に思っていたのですが、きちんと3.5.4に「木造接合金物」の項目が増えていました。ここには、当たり前ですがTEC-ONE P3とTEC-ONE P3Plus A1コネクトとTEC-ONE P3Plus S1コネクトについて書かれています。Plusだけでなく、ノーマルP3も搭載され、樹種も杉、スプルース(一部オウシュウアカマツ)、に対応し、使用環境も通常と断続的湿潤状態、常時湿潤状態が選べるので(案外断続的はよく使う)ありがたいです。まあデータが揃っているということでしょう。これくらいあれば、住宅レベルのトラスなどの設計に不自由することはありません。一方、Plusのほうも、オウシュウアカマツとベイツガ(なぜ??)のデータがでています。個人的にオウシュウアカマツしか指定しないでしょうからこれで十分かと。S1で懸念していた支圧プレートの件もありとなしが選べるので便利かと。こうなると他社の金物も・・・って思ってしまいますが贅沢というもの・・・。

ただ、K-DBに書いてある形式でMED-3には表示されず、わかりにくいので別途一覧表を作って作業しないと面倒です。まあK-DBを開いて・・・で分かるならいいのですが。たぶんこれを考案した人は金物の開発者でしょうから問題はなかったんでしょうね・・・。kizukuriでテックワンのマスタを作ったばかりの私では荷が重すぎました・・・。

ちなみにMED-3を使う上でのデータベース(まあ構造システムはすべてこれでしょうけど)の樹種は充実しています。なので、テックワンはともかく、木材の強度のイメージがわかない木が出てきたら、これで調べればいいや~(告示通りなので告示見ればいいだけなんですけど・・・)と思ってしまいます。LVLが・・・とかは自分で加えていけば・・・ということでしょうね。HOUSE-ST1もK-DBに接続し管理できればいいのに・・・と思います。何せST1の部材は管理しにくいですからね・・・早く金物関連だけでも直して欲しいし、金物工法にも対応して欲しい・・・。

意外と言えば意外ですがFAP-3よりもMED-3のほうが、実務では活躍しそうな予感。連携は慣れれば問題ないのですが、もう少し楽にならないかな~。いろいろ面倒なので、個人的にマニュアル化しています。「FAP-3とMED-3で計算するTEC-ONE P3Plusの初歩」なんて電子書籍発行しちゃったりして・・・。