iPhoneを地震計に

スマートフォンには小型ながら加速度センサーが搭載されています。これを地震計に応用しようということは昔から行われていました。スマートフォンは高いとはいえ、地震計よりは安価であり、下手な加速度計用のセンサーを買ってきて加工するより手間がかからず品質も安定しています。Androidだと各機種の差が大きいのですが、iPhone同一機種なら同じセンサー(と思われる)でしょうし、バラツキも少ないかと。

そしてiPhoneは高いというなら、旧機種の中古なら若干安いですし、自分が使っていたものなどもあるでしょう。iPod touchという手もあります。

いろいろある加速度センサー向けのアプリの中でも、なまあずショップのご近所にある白山工業株式会社の有料アプリ「i震度」(2013年11月リリース)は、これからのスマートフォンの地震活用の可能性を大きく示した素晴らしいアプリになる予感がします。白山工業は地震計などを作っているメーカーさんなので、ただのプログラムされたアプリとは訳が違います。

「i震度」は、iPhone(4以降)、iPad、iPod touchに対応しています。OSはiOS6.0以降なので比較的新しい機種向けですね。まあ既に中古も出ていますし、iPod touchなら比較的安価かと。

この手のアプリは、震度階級にメルカリ振動階級を利用するのが普通なのですが、このアプリはメリカリだけでなく、JMA震度階級で震度5強などと表示してくれます。周波数、周期、加速度も表示されます。ゆれによって画面の背景色が変わったり意外にオシャレです。設定した震度値を超えた地震を記録する機能も搭載されています。

iPhoneの加速度計はそれなりに優秀です。設置の仕方などもホームページに詳しく出ていますし、この手のアプリには珍しくFacebookページまであります。導入は比較的易しいと思います。ノイズ低減手法もあり、震度2以下の地震も計測震度相当値の算出を可能としている等、比較的こった日本向けのアプリになっています。面白いのが、地震時に端末の設置場所にいなくても室内被害状況を撮影しクラウド経由に共有できる機能も搭載しています。まあ地震時にネットや電力が無事か?は疑問ですが、意外に役に立つ機能です。

波形を記録する「i地震」というアプリもあります。

両方とも試している最中なのですが、興味深いことがわかってきたので、後日レビューします。