株式会社構造システムはいろいろな構造計算ソフトを販売しています。代理店である「なまあずショップ」でもすべてのラインナップやすべての仕様を把握しているわけではありません。
特に最新のBUS-5は変更点が多すぎて(だったらシリーズ名変えてくれ!)、とても同一シリーズとは思えません。機能アップも多いですし、データベースも書き換えられています。大臣認定とか関係ないならシリーズ名変えてくれればいいのに。
そんなところは、東京デンコーなんかは柔軟ですね。
さて、そのBUS-5の新機能の1つにHOUSE-ST1との連携があります。HOUSE-ST1の荷重データを「任意点追加重量(AW3レコード)」に取り込むことができるようになりました。今まで壁式RC造のHOUSE-WLではできましたが、これでRC造(ラーメン)やS造もできるようになり、飛躍的に便利になります。
ファイルメニューに専用のHOUSE-ST1のメニューが搭載されました!
ダイアログはシンプル。HOUSE-ST1の作業フォルダを自動取得できるのは便利!!なはずだが、私の環境下では失敗します。層と原点を指定できるので、ある程度柔軟に読み込むことができますが、慣れが必要です。個人的にはもう少し設定が多いほうがいろいろできるのにな、と思います。また鉄骨造の建物の屋上に木造の小屋なんか乗っているケースなどの診断にも対応できるようにしてほしいです。案外面倒なんです。荷重だけでも根拠計算ができれば楽なんですがね・・・。
あと、可能なのか試していませんが、ST1の荷重データをDOC-SやDOC-RCに転送して荷重計算に反映できるのか??興味がありますね。仕様上できそうですが・・・
構造システムではどんどんソフト間の連携を増やしていくそうです。個人的にはHOUSE-DOCとHOUSE-ST1の連携みたいのも期待しています。ST1のAiをDOCに転送して・・・とか間取り図で互換性が上がれば!!とかいろいろありますね。
BUS-5を持っていないので、試せることが少ないのですが、DOC-SやDOC-RCでも動作するか??確認したいです。