意外と問い合わせがあるのが、木造の梁の断面の決め方。RC造やS造と異なり、梁がけが自由な木造は案外難しいのです。
kizukuriの古いユーザーの場合、autoモードで算定し、算定した出力結果を基に梁を入力していく、というのが普通でした。kizukuri2x4では、梁もまぐさも未だこの方法の人が多いと思います。現在のkizukuriの場合、仮定断面をあらかじめ入力してから・・・チェックして・・・という方法も多いです。何しろ自動で梁検定できますからね。まあそのまま使う人いないでしょうけど。
さてHOUSE-ST1の場合はどうか??初心者向けのこの構造計算ソフト、意外にやっかいです。慣れないうちは、一番多いであろう断面(私の場合はベイマツで10.5×15)で全梁を入力し、算定を行います。算定を行うには、計算条件の欄で「梁断面計算」を算定にチェックします。基礎も適当に入れて算定にチェックします。
一応、断面検定も出てくるのですが(7.3.2等)見るのは7.3.5の算定です。支点毎に必要な断面が出てきますので、それを参考に梁のプロパティを変えていきます。長い梁の場合数パーツになりますので、大きい数値を参考にします。跳ね出しは特に数値がずれやすいので注意が必要です。できれば印刷してチェックしていくといいと思います。もちろん最低の仕様であり、この寸法でいいわけがありません。何しろセンチ単位で刻んでいますからね。これとスパン表や社内規定などと見合わせながら断面を定めます。サイズが足りそうになかったら集成材やLVLなど部材を変更したり、太さを変えます。
基礎は9.4.2で算定結果がでます。配筋が足りないようでしたら、主筋を増やし、それでも無理ならサイズアップです。
梁伏図にある程度慣れているなら、始めから予測寸法を入力し算定せずに検定します。慣れてくると大梁以外はなんとかなるものです。
ちなみに算定とは、応力計算した結果から必要最低限のはりせいを計算します。検定とは、指定された部材・サイズで、構造計算がOKなるか検討します。部材決定の参考のため算定し、部材が決まったら検定計算を行いその部材が安全かどうか最終チェックを行います。算定は安全率や部材の規格なども無視した場合が多いので、あくまで目安になります。
kizukuriの古いユーザーの場合、autoモードで算定し、算定した出力結果を基に梁を入力していく、というのが普通でした。kizukuri2x4では、梁もまぐさも未だこの方法の人が多いと思います。現在のkizukuriの場合、仮定断面をあらかじめ入力してから・・・チェックして・・・という方法も多いです。何しろ自動で梁検定できますからね。まあそのまま使う人いないでしょうけど。
さてHOUSE-ST1の場合はどうか??初心者向けのこの構造計算ソフト、意外にやっかいです。慣れないうちは、一番多いであろう断面(私の場合はベイマツで10.5×15)で全梁を入力し、算定を行います。算定を行うには、計算条件の欄で「梁断面計算」を算定にチェックします。基礎も適当に入れて算定にチェックします。
一応、断面検定も出てくるのですが(7.3.2等)見るのは7.3.5の算定です。支点毎に必要な断面が出てきますので、それを参考に梁のプロパティを変えていきます。長い梁の場合数パーツになりますので、大きい数値を参考にします。跳ね出しは特に数値がずれやすいので注意が必要です。できれば印刷してチェックしていくといいと思います。もちろん最低の仕様であり、この寸法でいいわけがありません。何しろセンチ単位で刻んでいますからね。これとスパン表や社内規定などと見合わせながら断面を定めます。サイズが足りそうになかったら集成材やLVLなど部材を変更したり、太さを変えます。
基礎は9.4.2で算定結果がでます。配筋が足りないようでしたら、主筋を増やし、それでも無理ならサイズアップです。
梁伏図にある程度慣れているなら、始めから予測寸法を入力し算定せずに検定します。慣れてくると大梁以外はなんとかなるものです。
ちなみに算定とは、応力計算した結果から必要最低限のはりせいを計算します。検定とは、指定された部材・サイズで、構造計算がOKなるか検討します。部材決定の参考のため算定し、部材が決まったら検定計算を行いその部材が安全かどうか最終チェックを行います。算定は安全率や部材の規格なども無視した場合が多いので、あくまで目安になります。