茨城県の小学校2校の耐震工事で、市から耐震診断調査を請け負った設計事務所が実際に調査をしていないのに架空の診断書を作って市に提出していた事件が発覚しました。第三者機関の証明書類も偽造していたそうです。
この設計事務所は意匠事務所らしく、計3校の体育館の診断調査を一般競争入札で受注。うち1校は実際に診断したが、残りの2校は診断に必要な構造計算書を作成せず調査報告書を作成、評価書なども偽造し市に提出したそうです。
耐震補強工事の設計を行う事務所が、センターに判定書内容を紹介し、判定書が発行されていないことが判明。設計事務所に事情を聴いたところ偽装を認めたという。
所長によると、所員が構造計算をしてくれる1級建築士を見つけられず、提出期限が迫ってやってしまった、と話しているようで、その所員は解雇されたそうです。
この設計事務所は意匠事務所らしく、計3校の体育館の診断調査を一般競争入札で受注。うち1校は実際に診断したが、残りの2校は診断に必要な構造計算書を作成せず調査報告書を作成、評価書なども偽造し市に提出したそうです。
耐震補強工事の設計を行う事務所が、センターに判定書内容を紹介し、判定書が発行されていないことが判明。設計事務所に事情を聴いたところ偽装を認めたという。
所長によると、所員が構造計算をしてくれる1級建築士を見つけられず、提出期限が迫ってやってしまった、と話しているようで、その所員は解雇されたそうです。
このようなことが起こるかどうか予測できませんでしたが、無理な価格で落札し、構造屋を探せない!ということは、比較的多く聞きます。逆に下請け的立場につけ込み、法外に安い金額で構造屋に出している、という噂もないわけではありません。それなりに難易度の高い仕事ですので、きちんと行えるスキルのある事務所に頼まなければなりませんが、価格が安いとね・・・。そして今現在、耐震診断・補強は多く、技術者で暇な人は(高価格じゃなきゃ請け負わない人は除く)皆無に近い状態です。
なかなか難しい状況下におきたこの事件。果たして他に飛び火しなければいいのですが・・・。