久々に構造系ソフトをいじる。

深夜に構造系のソフトを触っています。ちなみに今はプライベートタイムです♪

 まず、BuildingEditor。最近、構造検討で使っていますが、その用途ならまあまあ使えそうです。このソフト、無料という部分がクローズアップされていますが、意外とその利点欠点は知られていません。アップデートもそこそこ行われて魅力的な機能が搭載されています。耐震診断機能が手軽に使えることや、エネルギー法を試せるといった他のソフトでは体験できないようなものがついていますね。操作性もそこそこ良いですし、無料だからあまり・・・という片付け方をしてはもったいないです。
 次にSein La CREA。初めて触りました(笑)。でもって初めてのアップデート。なかなか強烈なソフト。最初に感じたウィンドウが無限に開きそう!とか計算が・・・個人的にちょっと手間取りそう。あるテストを行うために使ってみました。
 SirCADも触ってみました。最近、何かと話題です。面白いUIですね。もちろん触るのは初めてです。ACE-CADなどに慣れていると、このCADの本質が見えません。ACE-CADに比べてかなり可能性を感じる反面、いろいろ理解して使わないと怖いですね。本来はACE-CADのように計算ソフトと専用CADは同一メーカーで作るべきですが、これからの時代は共通化も大切な視点です。その意味ではSirCADはかなり有力な選択肢であります。
 DOC-RCも触ってみました。BUSと同じですが(涙)。BuildingEditorを触った後だと、古さを感じます。ただマウスの感触は絶妙で、BuildingEditorのシビアな位置関係に比べ気楽に操作できます。直観性ではBuildingEditorはなかなかいいのですが。このあたりのユーザーインターフェイスの感触は実際触らないとわかりませんね。好みもありますから。DOC-RCはBUSを使っていれば楽に操作できると思います。そのままBUSですから(爆)。実装がシンプルなので本来一緒に使うものなんでしょうね。
 ちょっと実験中なので、詳しいことはいえないのですが、深夜に構造系ソフトを触っているなんて病んでいるなあ。仕事だったらいいんですけど(涙)。今回触って気が付いたのですが、木造系のソフトとは手軽さは違うのですが、昔に比べ敷居はかなり下がったな・・・と感じます。SS1などを触っていたときの感触とどれも違いますね。しかし構造の知識が十分に必要なことは言うまでもなく、そして入力がよりシビアになり、意匠の知識も多く必要な時代がやってきます。構造屋に求められる事項も増えていますし、求められる能力も変わってくると思います。入力だけできるのが構造屋じゃないですし、いろいろ相談にのれたり、施工の知識が必要だったり・・・。そのためには作業の効率や情報のやり取りの効率をさらに上げていく必要があります。
 まあ、今日の作業はおしまい!いろいろ考えると眠れなくなるので!ではおやすみなさい。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。