スマートフォンをバックアップメディアと考える手法

 先ほどの続きです。csvでダウンロードして印刷する手法の他に、小規模ならスマートフォンを利用してある程度のバックアップを図る手法もあります。
 サイボウズOfficeのようにスマートフォン用のアプリ(kunai)があり、なおかつ端末内にバックアップが取れる端末なら、積極的に活用したいところです。
 サイボウズOfficeのスマートフォン版アプリはkunaiです。私は散々文句言っているので、今さら誉めても・・・と思うかもしれませんが、このアプリのいいところは、電波が入らないところでもスケジュールが確認できること。つまりローカルにデータをダウンロードしているのだ!!ただ残念ながら同期できるデータは限られています。
 kunaiの場合、アドレスは、Androidの場合アドレス帳に保存されます。これは便利です。非常時にはかなり有用です。ただ数がある場合、面倒といえば面倒。kunaiのこの機能を使って今は使っていないスマートフォンなどをバックアップ用と定め全ダウンロードをかけましょう。通常のスマートフォンだと異様にデータが増えてしまったりするので。スケジュールは通常今日以降程度にするでしょうけどバックアップ用の端末があるなら最大の1週間にしておきましょう。案外便利です。TODOなどはありませんし、できることも限られていますが、いざというときには威力を発揮すると思います。たとえ携帯回線がつながらなくても連絡先が参照できるのは強みです。あとは、csvでダウンロードしたものも、パソコンではなくスマートフォンに保存しておけば・・・完璧です♪少なくとも電池が使えるうちはなんとかなりますものね。
 そんなこんなでだいぶ環境が整ってきました。できあいのシステムだけで守れるなんて甘い考え方は避けた方が無難です。やはり自分の頭でいろいろと考えて・・・が必要だと感じます。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。