LUMIX DMC-TZ40

 はい。高倍率ズーム付きで動画撮影もできる!最近のデジカメは本当に優秀ですね。店頭では売れないのはスマートフォンがあるから!と言われますが、やっぱりスマートフォンでできない機能を搭載しなきゃ売れませんからね。その点低価格機は不利なんだろうな、と思います。
 今日触ってきたDMX-TZ40もさすがに、そのあたりを考えた優秀なカメラです。広角が24ミリとトレンドを取り入れた20倍ズーム。非常にパワフルです。個人的にはキャノンのほうがしっくりきましたが、これはこれでアリです。ムービー機能もパワフル。こっちはキャノンよりよさげでした。まあ好みの範囲だと思います。どちらもビデオカメラの代わりになるのは間違いないでしょう。
 TZ40は、これでもか!という感じで機能を搭載してきている「てんこもり」機種です。こういう機種はだいたい失敗作!に決まっているのですが、さすがに価格も価格なだけに、うまくミックスさせて使いやすくできていました。WiFi機能も非常にこなれています。さすが家電メーカーだけあります。GPSも高機能で、地図をインストール(SDカードに)でき、震災の現地調査などでは威力を発揮しそうです。地名やランドマーク名も表示・記録できるのは本当に便利。地図上に撮影地点を記録できますしGPSロガーとしても利用できそうです。重複調査がこれでなくなりそうです。東日本大震災のときにこのデジカメがあったら・・・と思います。そして方位計がすごく便利!撮影している方向の方位をリアルタイムで表示できるのだ!これは耐震診断などで小屋裏などに入って撮影するときに非常に重宝しますね。また新築住宅の監理でも方向が分かっていれば写真の整理や管理が楽です。構造のチェックなどでも威力を発揮しそうです。方向感覚なくなりますから。もちろん撮影データに方位を記録できます!電子水準器も便利。これで水平間隔が保てます。浦安の液状化の調査のときに苦戦した水平をいとも簡単に出せる!これは震災のときの取材を行った人が開発陣にいるのか??と思えます。
 あと星空モードも30秒まで露出できるので、違う使い方ができますね。
 強力な手ぶれ補正や動画が注目されますが、他にも美点がたくさんあるTZ-40。スマートフォンがあるからこそ、活かされるWifi機能など、よ~く研究されていますし、現場調査などでも便利な機能があるのは驚きです。


【送料無料】 パナソニック LUMIX DMC-TZ40-W ホワイト (1810万画素/光学20倍ズーム/3.0型タッチパネル液晶)
 私の次の常用カメラはこれに決まりそうです。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。