近年注目されるようになった長周期地震動。高層ビルやマンションでは影響がでるとかでないとか。震度だけで計れないので、気象庁は試験的に「階級」という単位で表記します。

 階級1から4まであり、震度と同じように大きいほど強く、4が最高です。階級1は、人の体感でほとんどの人が揺れを感じ、ブラインドなどつり下げ物が大きく揺れる・・・と結構強めの表現です。2は、「大きな揺れを感じ人間は物につかまりたい」そうです。キャスター付き什器が動き、本棚から本が落ちる・・・2でコレですか!震度と同じようにみると痛い目にあいますね。3は、「立っていることが困難」。はい大地震です。キャスター付き什器は大きく動き、固定していない家具が移動する、間仕切り壁などにヒビや亀裂が入るそうです。なんか通常の震度6の気分・・・。4は、「立っていることができない」「固定していない家具が倒壊」「壁の亀裂が多くなる」だそうです。

 ちなみに、4月13日の淡路の地震では、このうち「階級2」を初めて観測したそうです(淡路島の淡路市中田、小路谷)。

気象庁のホームページ

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。