木造住宅に鉄骨の梁を併用するやり方は、かなり以前から利用されています。耐震診断で調査すると結構頻繁に見かけますね。頑丈な反面、トラブルも多いです。また鉄骨梁を使えば地震に強い!という間違った考え方も、トラブルを助長しています。個人的には、無理ない方法で設計すべきで、鉄骨が必要な設計にすることはできれば避けたいところ。ただそこで無理して木造梁を使うくらいだったら、ある程度安全を配慮して鉄骨梁を利用する、というのを否定しているわけではありません。
さて、鉄骨梁といえば、タツミと新日鐵住金の共同開発のスマートビームが上げられます。木造用に日本建築センターの評定を取得していました。昨年夏に、3階建ての評定も取り、より柔軟に対応できるようになりました。また小屋梁にも適用できるとのこと。今後の普及が期待される反面、設計者はより柱などの負担を考えて設計する必要があります。
メーカーの話では8mロングスパンも可能で、木造より梁せいが押さえられるので天井を高くできるなどのメリットが期待できそうです。また従来の木造軸組工法と互換性を持っているのが特徴で、金物工法の一部の木梁をそのままスマートビームに置き換えることができるそうです。木造実績の長いタツミならでは、というところでしょうか?
さて、鉄骨梁といえば、タツミと新日鐵住金の共同開発のスマートビームが上げられます。木造用に日本建築センターの評定を取得していました。昨年夏に、3階建ての評定も取り、より柔軟に対応できるようになりました。また小屋梁にも適用できるとのこと。今後の普及が期待される反面、設計者はより柱などの負担を考えて設計する必要があります。
メーカーの話では8mロングスパンも可能で、木造より梁せいが押さえられるので天井を高くできるなどのメリットが期待できそうです。また従来の木造軸組工法と互換性を持っているのが特徴で、金物工法の一部の木梁をそのままスマートビームに置き換えることができるそうです。木造実績の長いタツミならでは、というところでしょうか?