オンプレミスというのは、ソフトウェアを、自分のパソコン等にインストールして使う運用形態。従来のWindwosソフトなどがこれにあたります。クラウドというのは、外部のコンピューターにインストールされたソフトを、ネット経由でブラウザなどを通して使う方法です。このブログにでてくるHOUSE-DOCや一太郎などは、オンプレミスであり、GmailやCybozu.comなどはクラウドである。
 インターネットの速度の充実により、クラウド環境は急速に整ってきています。業務用ソフトもそのうちクラウドに移行するのでは?ともいわれています。しかしながら、Google Readerの終了を機に、この議論が再燃されています。つまり「クラウドは信用できるのか?」 
 いうまでもなく、オンプレミスであれば、その開発元が倒産しても、手元にソフトウェア資産が残ります。コンピューターが対応している限り、使う事ができます。そのかわり常に最新版!ということにはなりません。本舗でいえば、G.CREWがそうで、もう10年ほど前のソフトですし販売も5年ほど前に終わったと思います。ただOSが安定していた時期でもあり、未だにXPで使う事ができます。ちなみにWindows7でも動かしています。このようになくなっても使える反面、バグなどの修正は絶対に行われません。DocuWorksとの組み合わせで発生する印刷バグは、たぶん絶対に直らないでしょう。
 その点クラウドは、常に最新版になります。サービスが継続している限り修正もおこなってくれるでしょう。その反面、サービス終了したら、その時点で終わり!それまでのデータの保証すらなかったりします。案外諸刃の剣です。それを感じさせたのは、Google Readerのサービスの終了です。これだけユーザーが多く、ヘビーに使っているサービスなのに・・・終わる!っていったら終わってしまいます。それも即日です。Googleのように有名会社で継続性にも問題がないように思われている会社のサービスですらこれです。流行に乗っかって急成長しているようなサービスは・・・と思うと恐ろしいです。

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。