遠隔操作ウイルス事件に思う

 ようやく容疑者(当人は犯行を否認)が捕まりましたね。ネット犯罪が巧妙化し、なかなか捕まらない!ということを世間に知らしめた恐ろしい事件でした。従来の捜査手法が通用せず、結果として4名もの誤認逮捕を生み出したことは、警察にとっても捜査方法の再検討が必要なことは再認識したと思います。目的がお金だったり、殺人事件に発展するような事案でないから、更に捜査が難しかったのかもしれません。
 日本はただでさえ技術者不足です。彼が高度な技術を持っていたか?は不明ですが、少なくともウイルスを作ったり、それをどうすれば利用できるか?捜査を攪乱できるか?は分かっているくらいの能力はあったのだ、と思います。ネコの首輪で足が付くところは・・・と思いますが。
 もしコミュニケーション能力不足で、このようなタイプ(もちろん犯罪を犯さない人のほうがはるかに多いでしょう)の人間の能力を活かす場がないとすれば、それは日本にとっても本人にとっても損失です。それぞれが活躍できる場を提供できるようにしないと、この手の犯罪は増えるかもしれません。技術系だけでなく、現在引きこもりになっている人や、職につけない人の中にも、探せば別の生きる道が見つかるかもしれません。画一的な見方を止め、もう一度考え直す良い時期に来ているのかもしれません。