富士ゼロックスからもモノクロプリンタの良い製品が発表になりました。
 最近、エプソンを中心にビジネス用のモノクロインクジェットの良い製品が発表されています。これらはインクタンクを大きめにし、インクジェットの欠点であったランニングコスト面をクリアし、インクジェットの良い点である低電力というメリットを打ち出しています。オフィス用とではかなり威力を発揮すると思われます。他メーカーも追従してきています。モノクロインクジェットの市場は再び熱くなりつつあります。
 さて、最近元気がないモノクロレーザー。カラーレーザーとの価格差は少なく、良い製品も少ないです。キャノンのsateraの複合機・モノクロプリンターは省エネにすぐれコンパクトで卒のないつくりです。しかも低価格帯でラインナップも豊富です。しかし高性能機はなく、若干物足りないのが実情です。
 そこへ、ゼロックスの新製品。DocuPrint P450 dとps。45ppmというA4機では高速なレーザープリンタです。しかもpsはPostScript3に対応した上級版です。
 高速なだけでなく、配送伝票や圧着はがき、カード型の国民健康保険被保険者証など、特殊用紙への出力が可能で、4段トレイにも対応しています。同社の商品としてはめずらしく無線LANにも対応しています。
 同時に発売されたP350dは、ファーストプリントタイムが約5.5秒で窓口業務向けモデル。P250dwは、コンパクトながら30ppmの高速性を誇るエントリーモデル。
 P450dは、活用の仕方を久々に考えようと思えるスペックで、要注目です。おそらく構造計算書印刷などでは非常に威力を発揮しそうです。何しろ両面でも27ppmですから・・・。価格も売価ベースで10万円を切ってくるのも魅力的です。

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。