小惑星2012 DA14

 ベテルギウスの話をしたので、ついでに天文ネタ。2012 DA14は公転周期、軌道長半径が地球とほぼ同じの小惑星。直径は45mほどと非常に小さい。名前の通り2012年に発見されたわけだが、とある理由で物議を醸した小惑星である。
 理由は2013年2月15日に、月軌道内に入り込み地球に異常接近するのだ。月の内側というだけでも物騒なのに、予測距離は地球の表面から2万6600kmである。エベレストが8000mだからかなり上空ではあるのですが・・・・。そして衝突する可能性がある!といわれました。さすがに最近の調査ではぶつからないと言われています。こんな直近にも危機があるんですねえ。ちなみに人工衛星の静止軌道より内側に入るので、人工衛星に衝突する可能性はあるそうです。

 まあ、地球に接近する小惑星は結構あることがわかっています。最近では2011 CQ1が2011年2月に、地球表面から5480kmというところを通過。発見から最接近までわずか14時間。小さな天体を事前に発見することの難しさが理解できると思います。何しろ地球の半径が6378kmだから、地球の半径分より内側!に入ってきたみたいです。その結果、2011CQ1は地球重力により軌道が60度も折れ曲がり、まったく違う軌道になってしまったそうです。ちなみに大きさは1.2mだそうです・・・。
 
 そんなわけで、まだまだ未知の災いは多そうです。ただ確率的にはかなり少ないわけですし、事前に防げるものではないので、心配しても無駄なんですけどね・・・。