住宅ローン減税は5年間延長へ

 消費増税の足音がだいぶ大きくなり、政権交代した自民党を中心とする与党もその対策に苦慮しているようです。そもそも増税するのはお金がないからで、その対策として減税するのは、おかしな話ではあるのですが、偉い先生方の考え方は、我々の頭脳を遙かに超えたものがあるようです。
 住宅ローン減税は、ローン残高の一部を所得税や住民税から差し引いて減税する制度で、現行の制度はローン残高2000万円を上限に残高の1%控除を行い、最大で年20万円を減税される制度です。かなり大きいわけですが、この限度額を引き上げるそうです。また当初3年程度の延長を検討していたらしいですが、駆け込み需要や反動減を防止するために5年延長を目指すようです。
 もちろん納税額が低い所得者は住宅ローン減税の枠を使い切れない可能性もでてくるので、使い残した減税枠の範囲内で消費税率が8%に上がる14年4月以降に住宅を購入した中低所得者に対して現金を支給する方向だそうです。
 なかなか大きいですが、そもそも所得がない人は家など買わないし建てません。景気対策も含め総合的な視点からそうしているものと思われます。ただここまで減税するとかなり税収減になりますのでちょっと心配です。もっとも住宅を建てれば、たくさんの人の収入が増えるわけですから・・・そのあたりのバランスなのでしょうか?

Yahoo!ニュース「住宅ローン減税、5年間延長へ 上限額50万円に引き上げ」(SankeiBiz 1月15日)より