木造住宅の耐震補強に使える材料は大きくわけて2種類。一つは建築防災協会の耐震診断マニュアルに則って使える耐力壁。マニュアル記載のものの他に評価を受けたものなど、一般診断法や精密診断法で補強材料として使えるものです。これは一部を除き我々設計者が補強設計に使えるものです。
もう一つは、主に制震ダンパーや特殊部材などに多い、そのメーカーの設計方法でしか設計できず、事実上、そこに依頼して設計から工事まで行うもの。
特殊材料の場合(特にダンパー)、評価が難しいので事実上計算は難しいものも多いです。制震テープもそうでした。
制震テープはアイディールブレーンの商品で、柱・梁に貼るだけで制震機能がでるという手軽かつ画期的な商品でした。私も早くから注目していましたが、使う機会は今のところありませんでした。新築用という感じでしたが今では耐震補強にも手軽に使えるようです。驚いたのは建防協のマニュアルにそって設計できること。なかなか厳しく適確なマニュアルがあるのうえ、設計方法も複数用意されていてわかりやすいです。もっとも温度とかいろいろな要素があるので、もっと様々な採用事例やトラブル事例も紹介してほしいところ。
うまく使えば釘などの負担も減るし、繰り返しの地震にも強くなり余力も増えそうなので、今後も普及して欲しい構法の一つです。
もう一つは、主に制震ダンパーや特殊部材などに多い、そのメーカーの設計方法でしか設計できず、事実上、そこに依頼して設計から工事まで行うもの。
特殊材料の場合(特にダンパー)、評価が難しいので事実上計算は難しいものも多いです。制震テープもそうでした。
制震テープはアイディールブレーンの商品で、柱・梁に貼るだけで制震機能がでるという手軽かつ画期的な商品でした。私も早くから注目していましたが、使う機会は今のところありませんでした。新築用という感じでしたが今では耐震補強にも手軽に使えるようです。驚いたのは建防協のマニュアルにそって設計できること。なかなか厳しく適確なマニュアルがあるのうえ、設計方法も複数用意されていてわかりやすいです。もっとも温度とかいろいろな要素があるので、もっと様々な採用事例やトラブル事例も紹介してほしいところ。
うまく使えば釘などの負担も減るし、繰り返しの地震にも強くなり余力も増えそうなので、今後も普及して欲しい構法の一つです。