現場スクランブル

 今日・明日と私は遠くにいる・・・しかも今週末はイベントで事務所に不在・・・というときに限って、現場トラブル。今まで順調にいっていた現場なのですが、壁厚の確認という初歩的なミスから施工不能な箇所が見つかりました。遠くから見れば、明らかに段差があって専門家ならわかることなんですけどね・・・。実際剥がさなければわからないことのほうが多いのですが、こうした兆候を見落とさずいかないと補強工事中の発見だと致命傷になります。
 現場からの電話で、状況確認。よく分かった担当者だと適確に電話でもわかるように伝えてくれるのですが・・・なかなか難しいですね。
 というわけで現地へ急行。今日の午後から都内なので、一気に片付けたいところ。ミスを見つけたら早めに挽回する。これが大事です。
 しかし行ったら他にも問題点が2箇所・・・。世の中こんな物です。ここまでうまくいっていたんですけどねえ・・・。現場で現状の説明を受け、現地状況を調査・写真撮影。急いで戻って耐震診断ソフトで入力・検証・補強案の作成・・・。なんとか終わった!明日もいないわけですから、設計部隊と打ち合わせて工程を再確認。なんとかなりそうです。
 耐震補強の現場は、何があるかわからないですね。難しいです。今日は改めて感じました。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。