一般診断法は評点が下がり、精密診断法1は上がる??

 最近、2012年改定版の耐震診断ソフトを触っていて思ったことは、やはり004年版と同等の評点にはならないことです。
 一般診断法は、垂れ壁・窓の追加でどうなるか?と思っていたのですが、実際は評点が下がる傾向です。案外追加できる垂れ壁は少ないし従来の方法のほうが、大きめの評点になっています。
 精密診断法1は微妙です。ラスボードを使っている物件はかなり評価があがりますが、それ以外では、下がることも多いです。これは偏心率の影響が大きいです。理論的な部分と実践的な部分はやはり異なり、2012年版も使いこなしていかないと、いろいろなことがわかってきません。
 しかし一般診断法の手軽さがなくなった今、一般診断法を使う意味があるのでしょうか??また一般診断法で十分なら、精密診断法1を、一般診断法プラスアルファで運用している現状は、どうなのか??とも感じてしまいます。現在世間で広く行われている精密診断法1は、ソフトを使って帳票は精密診断法1だが、実際の調査がそれにともなっていません。価格、調査時間などを考えるとやむを得ない部分もあるのですが、もう少しなんとかしていきたいです。ここからは技術者たちが考えていかなければならないですね。