HOUSE-ST1の斜め壁入力

 今までの木造構造計算ソフトのほとんどは、XY軸上に壁や柱を配置していくため、斜め方向の壁の入力ができませんでした。最近になってだいぶ対応してきましたが。「対応」といっても様々です。更にいろいろ面倒なことも多く数学(特に三角関数)ができないと難しいでしょう。そんなこともできないのに「斜め壁の入力ができない」と批判する方々が多いのが不思議でなりません。
 45度は簡単ですね。でも45度方向に910の壁を入力する場合のグリッド配置は考えなければなりません。ちょっと数学ができる方なら関数電卓で簡単に出せますね。でもいざソフト入力するとやっぱりちょっといびつになります。ある程度のモデル化は必要ですし、あまり神経質になるのも・・・という気がします。
 HOUSE-ST1も斜め壁に対応しました。はっきり言って複雑な形状を入力するには向きません(これは他の斜め軸に対応したソフトでもほぼ同じ)。一部に斜め壁があったり・・・とかには威力を発揮しますね。特に角が45度になっていたり・・・という場面では非常に助かります。
 そもそもXYになっているのはソフトの仕様だけでなく、きざみ方、仕口の仕様などで強度の問題からも当たり前のことです。だからその原則を破って設計する以上、計算ソフトの問題以前にいろいろな安全配慮が必要なのです。そのうち台形の柱や三角形の柱が発売されるかもしれませんね。いいか悪いかは別にして・・・。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。