木造住宅の土台材種

 悲しいことに木造3階建ての住宅を設計していると構造計算で土台NGになる場合が多いです。特に狭小住宅を専門にやっていると高倍率の壁を使わざるをえなくなり、土台の設計が難しいです。わずかな本数なら土台プレートなどでしのぎますが。
 土台の設計で重要になるのがめり込み強度。通常の製材では、米松等がめり込みに強いです。しかし土台に向くか?といわれれば?がつきます。防蟻の問題などもありますし価格も高めです。コーナー系の金物を利用することもあるので集成材をどうしても使うケースが増えますね・・・。
 無垢材ですと、ヒノキやヒバが土台に適しているといわれています。個人的にはヒバを使いたいところです。でもなかなか使えませんね。また指示をきちんとしておかないと、ベイヒバなどが使われてしまって大変なことになります。防蟻や防腐という観点ではベイヒバを使いたいときがあるんですけどね・・・構造的にはヒノキ、ヒバよりめり込み強度が落ちるというデメリットは痛いです。
 最近、唐松集成材を使う現場をよく見ます。何かメリットがあるんでしょうか??価格かな??土台の交換は面倒ですから、できれば長年持って欲しいです。だからできるだけ良い材料を選定したいものです。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。