WD3Warp FreeWare Edition

忙しいのですが・・・本当はまずいのですが・・・あったら使ってしまう♪
WD3WarpのFreeWare版をダウンロードしてインストールしてみました。ちなみに今画面にはHOUSE-ST1とkizukuriとkizukuri2x4とstrdesignも起動中です。最近のパソコンは働き者だな♪

WD3Warp

 kizukuriに比べて画面がごちゃごちゃしている感じがあります。どちらかというと画面構成はStrdesignに似ていますね。操作は旧(v4.7あたり??)kizukuriに似ています・・・というより東京デンコーの安心精密診断や木三郎に似ている・・・かなり。知っている人少ないかもしれないけど。
 計算は新グレー本に新たに対応。金物計算で存在応力という設定があります・・・。準耐力壁の使用もできますね。
 しかし計算書の閲覧が使いやすいですね。検索が使えるのが強みです。また初めは把握が難しい画面構成ですが、使い慣れると(5分必要♪)扱いやすくなりますね。また作図画面が使いやすい。設定が実務向けで助かります。このあたりHOUSE-ST1も見習って欲しいものです。PHも標準でできるのも良い感じです。グリッド定義は直感だとわかりにくい。kizukuriが理想ですが他社も頑張って欲しいです。XYとも100まで初めから区切っています。フロア名や階名の名称を変えられてgoodです。風荷重は通り間寸法と階高から自動計算するタイプで屋根や庇面積は追加で直接入力します。このあたりはkizukuriより手軽ですが、HOUSE-ST1よりわかりにくいです。
 使用材料も木材は10、金物は20。通常の在来なら十分でしょう。
 柱の入力は左クリック、削除は右クリックと非常にスピーディー(昔のkizukuriみたい)。梁も主要な部材は登録されていてクリックしておいていくだけ。このあたりの簡易さは他のソフトよりも気持ちが良いです。樹種が違うと色が変わるのも親切です。連続の跳ね出し梁の入力ができないので、これも昔のkizukuriみたいに片持ちで入力します。
 2次部材もソフトに含有されています。CAD入力して求めるタイプではなく代表部材を手入力するタイプです。非常に手軽です。基礎の計算も行うことができます。
 CAD変換用の図面も実務者向き。そのまま使うStrdesignと違い加工して使うタイプのようです。それでもHOUSE-ST1よりは実用的ですし、kizukuriより情報量が多そうです。
 狭小地の木造3階建てなどの構造設計に向くのではないか?という機能が一通り搭載されていますし、カスタマイズ性が優秀なのである意味マニア向けです。しかし画面左側に説明が出たりヘルプもそれなりに使えますのでチャレンジしてみる価値はありますが、基本は新グレー本などを熟知してパラメーターを設定する必要があります。設定が少なく誰でも扱いやすい(選択肢が少ない)HOUSE-ST1とは対極にあるソフトかもしれません。新ソフトなのでバグなども含め今後課題が見えてくると思いますが、操作性の良さ、特に解析結果の閲覧はしやすく実務向けなので非常に期待のソフトといえそうです。
 価格はスタンダードで83000円、プロフェッショナルで98000円と10万円を切っているのが魅力的です。まあ仕事で使うものですから、価格というよりも機能やサポート、相性などで選ぶべきだと思います。選択肢が増えて嬉しい限り。買いたいな・・・。これ以上増えると駄目か・・・。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。