HOUSE-DOCの質問と回答 その1

 メーカーでもありませんし、いちいち質問に答える義務もその任にもありませんが、今後のことを考え、特徴的だったり、多かった質問とそのときの回答を少しずつ書いていこうと思います。あくまで私見でありメーカーとは関係ありません。この内容は参考程度にとどめてください。あくまで技術者は自己責任ということで・・・。

Q1 HOUSE-DOCは平面的混構造の物件に対応しているか?

A1 HOUSE-DOCは建防協の木造住宅の耐震診断と補強方法に準拠しています。立面的混構造(1階RC造、2階木造など)の木造部分に対応していますが、平面的混構造には対応していません。

Q2 追加で部材を作って入れたのだが、N値計算に反映されない

A2 N値計算は告示1100号に基づき行われるので建築基準法上の耐力壁以外は計算されません。基準耐力以外に壁倍率をいれなければ計算されない仕様になっています。壁倍率を入れるか、計算条件で換算壁倍率による金物算定をチェックして換算壁倍率で反映させるかどちらかです。換算壁倍率は基準耐力を1.96kN/mで割った数値です。ちなみにデフォルトの部材でも換算壁倍率OFFで耐力壁でない部材を補強で入力した場合はN値計算に反映されません(そのような部材は補強に使うことがいいかどうかは別の問題です)。

Q3 HOUSE-DOCで外壁と内壁に記号を整合させたい。

A3 Ctrlキーを押しながら壁を右クリックすると壁の記号が反転します。入力後修正してください。

Q4 600mm未満の壁を耐力壁として入力したい

A4 標準では無視されます。仕口にとりつくもので壁倍率がでるような部材の場合、長さと倍率の比で換算すると計算上はうまくいきます。使って良いかどうかの判断は控えさせて頂きます。

Q5 柱が太ければ強度が増すと思うのですが、太い柱を入れた場合の補強案の制作はどうすればいいか?

Q5 一般住宅(在来・ツーバイフォー)の場合の耐震診断において太い柱を入れただけで建物強度が増す計算方式は採用されていません。HOUSE-DOCの場合、伝統工法で診断・補強する場合垂れ壁付独立柱として考慮することができます。

 今後もたまに書くかもしれない。そろそろ整理しなければ・・・

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。