餅は餅屋

 医者も外科医と内科医がいて、さらに細分化されているように、施工業者も建築士も専門があります。医者ほど明確ではなく外からはわかりにくいのですが。ですが、「何でもできます!」と言ってしまっている人が案外多いのが残念です。もちろんできればいいのですが、実際中途半端だったり能力不足だったりするケースが散見されます。専門の部分が優秀なだけに残念ですね。まあどこも中途半端な方もいるようですが。
 設計事務所も外からは何やっているかわかりません。ですからやっている内容や得意分野を外に向けてアピールする必要があります。できない部分のアピールも大切です。私の事務所は意匠も構造も低層専門です。中高層建築はお受けしていません(せいぜい5階、通常は3階程度です)。耐震診断は木造が主体でS造がある程度できますが、一般的にRC造はあまり得意ではありません。あまり専門領域を広げすぎると人的資源も何でも手薄になりますから。そんなときは人的ネットワークで自分が苦手な分野を依頼できる環境を築き上げることが大切だと思います。逆にそういう場合に依頼される立場が少しでもあるようにしていきたいと思っています。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。