耐震性能は落ちるもの

 いくら頑丈に作ったって住宅の耐震性能は年と共に落ちてきます。これは仕方がないことです。具体的にはボルトの緩み、部材の劣化、漏水、虫害など。これは仕方がないことで、定期的に点検・メンテナンスを行うことで劣化の進行をある程度防ぐことができます。住宅会社はこの辺を留意し定期メンテナンスを行うようにしているのですが、住んでいるほうはコストを重視するため、有料メンテナンスには否定的な方が多いのも事実です。実際、住宅のメンテナンス費用は馬鹿になりません。マンションなども管理費や修繕積立金をかなり多く負担していますが、同様の理由です。もちろん落ちてくるのは耐震性能だけではありません。
 本来ならメンテナンスを含めて提示し理解してもらうのも設計者の仕事だと思いますね。個人的には無償で点検業務くらいはできるように設計事務所もしたいものです。そのためにはメンテナンス・点検しやすい家を設計することが大切ですね。そうすれば案外低コストで点検、メンテナンスできますから。今後の住宅を考える上でメンテナンス性を頭の片隅に入れてみてはいかがでしょうか?

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。