貞観地震

 東日本大震災によってクローズアップされた貞観地震。この業界に「実は・・・」という話はたくさん聞くのですが、この地震、昔上野でやっていた地震展(2003年)の資料では、記述はあるものの特に大きく取り上げていません。
 貞観地震は869年(日本は平安時代前期)に東北地方の東方海底を震源として発生した巨大地震で、マグニチュードは8以上と思われ津波も非常に大きかったとされる地震です。
 この地震が取り上げられるわけは、そもそも似たような巨大地震、その前後に天変地異が重なったことが上げられます。貞観地震の5年前には富士山の噴火、2年前には阿蘇山の噴火、2年後は鳥海山の噴火と歴史書に残る噴火があります。また地震もその近辺に大きなものがあったらしく、それとの関連で、このあとも大きな地震や噴火があると予告する人たちが多いです。
 1000年以上前の資料と1回の巨大地震から今回の地震とを同列に扱うことは歴史的には危険であり、そんなに簡単なことではありません。しかし巨大地震には噴火と他の地震・天災はなぜか重なることが多く、それも歴史的に明らかです。それを予測だ確率だといっても意味はありません。少なくともここ数年は地震や火山に更に警戒しなければならず、それが終わっても当たり前ですが備えは必要です。
 そんなわけで少しでもと思い個人的・会社的に地震に関する情報を調べたり独自の調査も行っています。まあ先のことはわかりませんから、あまりネガティブなことは言いたくないですね。できれば不安を解消できるような情報を提供していきたいものです。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。