木造耐震診断改訂?

 建築防災協会よりパブコメでていますね。木造住宅の耐震診断と補強方法は、知っての通り2004年に大改訂がありました。しかし曖昧な部分なども多く、運用時に??ということも多々ありました。「内容を大幅に変えるようなものではない」と書かれているとおり、2004年の改訂のように全面が変わるというものではないようです。よりよく改善を目指したというところでしょう。大きなところでは、

・必要な調査内容の明記
・一般診断法のその他耐力の見直し
・耐力要素のデータの充実と見直し
・低減係数の見直しと不連続による不具合の解消
・適用範囲に非住宅を追加
 などです。

 面白いのが、筋かいで、筋かいプレート(BP2)と、2倍ボックスタイプの筋かいプレートで筋かいの耐力が変わること。また方杖も加わりました。また明らかに補強に不適当なものは「診断専用」と明記され診断のみに使えることがわかるようになりました。構造用合板にビス留めなんてのも加わりました。サイディングも仕様が多く加わりました。要望が多かったラスボード7ミリも正式に加わりました。より現実の診断実務に近い物が入ってきたような気がします。補強専用として、門型なんてのも加わりました。
 まだ正式版ではないですが、期待が持てますね。いつ頃になるかわかりませんが、更に良い方向へ向かってくれるといいと思います。
 

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。