HOUSE-ST1Ver5の新機能その1 斜め軸への対応

 古来、木造構造計算ソフトへの要望で多かったものは斜め軸への対応でした。構造計算はXY軸のグリッドに乗せて計算というのが一般的でした。特に圧倒的なシェアを持っていたkizukuriは斜め軸に対応しておらず、三角関数を用いたりして設計者たちが工夫して使っていました。Strdesignでは斜め軸に対応し、一応解決しましたが、他ソフトの対応が待たれました。
 HOUSE-ST1でも要望が多かったです(某旧店長より)。そして7月発売予定のHOUSE-ST1 Ver5では、ついに斜め軸(斜め方向の壁をそのまま入力、自動的にモデル化)できるようになりました。もっとも耐震診断ソフトでは当たり前の機能になりつつありましたから時間の問題でしたが。これにより複雑な形状の建物の入力が容易になります。
 もっとも設計者といしては、計算はできるものの、木造独特の仕口の考え方、耐力壁の力の伝達方法など、いろいろ考慮すべき点が多いので計算できるからといって多用するのは考え物です。まずは自分で考え、どうやったら力をスムーズに伝達できるか?壊れにくくなるか?考えるのも技術向上に役に立つと思います。