構造設計者も意匠の法規なども必要?

 構造屋さんの中には、他の設計行為(意匠、設備)などにまったく興味がない方々もいらっしゃいます。またその内容についてほとんど知らずに構造のみを行っている人もいます。
 まあ専門性を活かして仕事をすることは悪いことではないですし、ちょっとした知識で対応しようとしたら今は通用しないことの方が多いですから。
 しかし、私は意匠設計者の図面の意匠・法規もチェックしてから構造計算に入ることが多いです。案外見落としていることが多いからです。また木造住宅では初歩的な構造も理解していない人が増えていて、「常識でしょ?」という内容を逸脱していることも多いので苦労します。そこで指摘して理解してくれればいいのですが、理解してくれない人も多いです。一番困るのが「そんなの知らない」といわれること。告示などの番号を示してもみてくれない方もいます。そんなのでよくやっていけるな、と思いますが丁寧に地道に説明するようにしています。構造の内容なら当たり前ですが、意匠や設備で説明するのは正直面倒です。しかし構造屋さんも総合的な知識や法規は必要だと考えて勉強を怠らないようにしなければ、と感じます。