最近の現場トラブル

 建築基準法が改正され、設計は落ち着いてきた感じがあるのですが現場はなかなか難しいです。昔は設計図がいい加減だったから、図面を信用せず検図はもちろん、施工図も現場で書き上げていました。設計は紙に書いて楽だな!と言われたこともありましたが・・・。しかし今は図面通りに施工されることが要求されるため、いい加減な図面では通用しなくなっています。しかしミスがあるので現場でのチェックくらいは・・・と思うのですが、そういう時代じゃなくなってきているようです。
 図面を丁寧に間違いなく書くのは建築士として当然のことです。しかしながら、昔の精度(1/100程度の間取り図)を書く時間とお金で施工図レベルを書くことは不可能です。代願をメインにやっていた事務所の愚痴を聞いていると、そのようなことが多いです。
 過渡期なのかもしれません。しかし図面に起因する施工トラブルは頻繁に見られます。また過去と同じように考え、役所の検査だけごまかそうとして失敗して相談に来る方も後を絶ちません。図面のミスを現場のせいにする建築士も多いです。特に住宅では。もっとプロにならなければなりません。過渡期はやはり短くなければいけません。