今年は住宅着工は増える?減る?

 建築・設計に携わる方々は、今回の震災が仕事にどのような影響がでるか?を心配しているようです。その予測も出てきています。ケンプラッツにはアトラクターズ・ラボの予測を掲載している。同社によると11年度の新築住宅着工戸数の予測は震災前には89万9200戸、現時点(震災後)では12.8%減の78万3920戸だという。ようは「減る」との予測だ。
 マイナス要因は、不安などからの消費マインドの低下、地盤の液状化への懸念、資材不足などが考えられるそうです。プラス要因ともなる復興需要は阪神大震災の10倍の7万戸を超えると予測しています。
 私見ですが、日本の住宅の着工数はまだまだ多すぎます。国も住宅を長く利用できるように「長期優良住宅」などの施策を打ち出していますが、日本人の新築信奉は根強いのです。今回の地震で節電の意識ができましたが、住宅も長く住み続ける意識は根付かせられないでしょう。むしろ不安から建て替え需要もあるかもしれません。だから大幅に減るということはないと踏んでいます。まあどうなるか?今後も要チェックです。
 先のことはわかりません。復興のために東北地方を中心に日本全体が頑張っています。ただ震災という非常事態とはいえ、我々は生きていかなければなりませんから、商売や将来のことを考えてしまうことは当然のこと。考えるべきだと思っています。