最近、店頭でも元気がなくなったネットブック。やはり性能の低さと画面の小ささは、最近のソフトウェアではかなり厳しいのではないか?と思う。この私もネットブックは結局1台も手を出しませんでした。しかし、最近は性能も上がってきており、値段的にも手頃です。画面の大きさが欲しい場合はともかく、持ち歩きであれば、タブレット型パソコンよりは使い勝手がいいはずなので、未だ選択肢としては「アリ」だと思います。
 3月3日に発売のASUSのEee PC 1015PEM-WiWHは、現在の典型的なネットブックです。価格も42800円と安価。CPUはATOMだがN550(デュアルコア!)であり売れていた頃のネットブックのCPUに較べれば倍近い性能(まあ元が貧弱なので)で、比較的快適になっています。ハードディスクは250GBと過不足なく、Windows7Starter。この価格でオフィス2年ライセンス版を搭載している。そして特徴的なのは、WiMAXモジュールを搭載していること。しかもバッテリーが非常に良く最長9.5時間駆動!を実現しているそうです。N550は旧atomより電気食いなのでびっくりです。重さは1.2キロとこのクラスでは重めだが、持ち歩きには十分だ。
 あとは、このクラスのネットブックをどう活用するか?だ。手軽なタブレットタイプに比べての利点は?何に使うのか?メーカーも販売上、そういったことを打ち出す必要があるのではないでしょうか?
 私だったら天文でWEBカメラでの撮影に使うかな?GPSを積んで地域調査のお供に連れて行くかな?地震計を取り付けて24時間監視システムを作るかな?価格の安い小型のパソコンの使い道は無限です。

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。