原発、津波だけじゃない・・・

 もちろん今回の震災で最大の被害要因は津波であり(原発トラブルも元はといえば津波も原因)、それに伴う原発トラブルは、今後の日本もっといえば地球に大きな影響を与えるかもしれない危機であることは間違いではありません。しかし、この2点にのみ注目するのはどうか?被災地以外は、計画停電や燃料問題、資材問題など残っている課題も多いわけですが、一般的な生活に戻りつつあります。ここで今回の震災について、他の角度や他の視点などを忘れないで見ていく必要があります。
 まずは浦安を中心とした液状化現象。思った以上にひどいようです。埋め立て地である沿岸部は、停電している地域もあるし、上下水道も未だ復旧の目処すらたっていないという、東北地方顔負けの被害が発生しています。テレビでも少し放送されていましたが、電柱の傾きやマンホールの飛び出し、コンビニや交番の傾きなど、えっ!と驚くような状況です。これは揺れだけでなく液状化現象が原因であることは明らか。この対策も考えなければなりません。新築同様の家屋も一見無事のようですが、生活インフラが断絶していれば、生活に大きな支障がでます。家は地盤改良などで大丈夫であっても、地盤が悪い地域ではこのように被害が大きくなることはざらにあります。家を購入しようとしている人は、地盤に大きく関心を持った方がいいでしょう。
 他にも都市災害の怖さを感じさせた事象は数えきれません。目立つところでは帰宅難民、高層ビルの揺れ方とエレベーター。案外、鉄骨ビルや鉄筋コンクリートの建物の被害が大きいことも頭にいれておかなければなりません。私も今週から調査・診断を開始(遠征はしません)します。固定的な見方を避け、いろいろと見て学んでこようと思います。