竪穴式住居

 日本では、縄文時代から弥生時代にかけて、竪穴式住居というものが盛んに建てられたことは、日本史の授業で学んだはず。世界的にもヨーロッパや中国などでも同様な構造のものは発見されています。縦穴の深さはまちまちですが70~80センチ程度が一般的だったようです。
 この構造形式は、比較的単純な構造で、全高が低いのと屋根面が斜め(当たり前か)で壁が露出しない物が多いので、特別な構造対策しなくても比較的、風や地震に強い構造形式です(実際は適当に建てていたため、倒れたみたいですが)。しかも倒れてもすぐ立て直せるし、つぶされても怪我はするかもしれませんが、大勢が死亡するようなことはなさそうなシンプルかつ軽量な構造です。また材料も身近にある木でできたため、かなり長い時代、使われ続けたようです。火事には弱そうですが、炎が上に上がらなければ、下は土であり、周囲も土なので比較的安全なのかもしれません。ただ上部は燃えやすそう・・・。
 さすがに古代の竪穴式住居に現代人が住むのは無理だと思うのですが、この構造形式、今の住宅にも活用できることはないのか?考えてみてもいいかもしれません。