構造計算は安全性の確認じゃなかったの?

 構造計算は、安全な建物を作るために必要!というより、安全かどうかを確認するための手段だと感じています。ですから基本的な設計段階で構造への安全配慮は当然すべきなのですが・・・実際は安全性を無視したプランを構造設計でなんとか確認申請が通る形にする・・・という仕事が多いような気がします。
 特に低層の住宅では。構造計算は確かに意匠設計者がやる必要はないのですが、安全になるような構造計画程度はある程度織り込んで欲しいものです。もちろん、かなり本格的に構造計画をされる先生もいらっしゃるのですが・・・全体的に少ないと感じています。構造計算は確認申請を通すための技術だと思っている構造屋さんが少なからず存在することも残念でなりません。講演もしている構造の先生が、実務で「確認が通ればそれでいい!」と発言されたことがショックでなりませんでした。まあ、ビジネスですから設計者の依頼に応えられない構造屋さんは生き残っていけませんね。ですから技術力のアップを続けていかねばなりません。
 そんなことを思いつつ、たくさんの構造検討や計算を日々続けています。