週刊ダイヤモンドの記事より。
 住宅ローンは、固定金利型と変動金利型があるらしい。住宅ローンは通常10年以上という比較的長期の返済があるので、その期間に銀行金利なども上下するので、本来は変動金利が妥当と思われます。しかし支払う住宅購入者にしてみれば、固定金利であれば、長期的な計画が練りやすいのも事実。そんなわけで、固定金利型も多く存在し、フラット35のような長期固定のようなものもあります。
 しかし、近年は固定金利が急減し、変動金利が増えたようです。現在の短プラ(短期プライムレート)が非常に低く、金利の増減に追従する変動金利型が額面上で非常に有利に見える状況なので、利用者が増えた形だ。
 もっとも金利が今のままであるはずはなく、将来的には上がるはず。しかも急激に上がることも予測され、リスクが大きいのも事実。しかし金利が安い現在にたくさん返済を行うことによって、安全域まで返済が終わってしまえば非常に有利なのも事実です。ちなみにバブル期には変動金利が7~8%(!)ととんでもない時期もありました。
 記事では、日本国債の格下げは、長期金利の上昇を引き起こしかねずリスクがが上昇するかも?といっています。
 家は、本来住むためのもので、誰でも持っているのが当たり前のものでした。しかし時代はかわり、家を持つことがリスクになる・・・変な時代ですね。

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。