adobeの学生向けパッケージ

 adobeといえば、デザイン関連のプロ用のソフトを多数揃えている会社として有名です。一般にはPDF(acrobat)で有名ですね。様々な会社・商品を買収してきたため、かなり広範な有用なソフトを取りそろえ、今となっては対抗するソフト会社が少なくなってきていますね。デザインソフトのIllustrator、写真編集のPhotoshopなど優秀なソフトを開発。後にDTPのアルダス社を買収しPageMaker(現在のInDesign)を、オーサリングソフト会社のマクロメディアを買収し、FlashやDreamweaverなどを販売しています。
 プロ用ソフトとしては、そんなに高くないソフト群なのですが、やはり売れている数が違うのでしょうか?今ではソフトウェアのみを開発・販売する企業としては世界最大級です。
 そのadobeは古くから、学生向けパッケージに力を入れているのに有名です。そのため学生時代から使い続けプロになって活躍している方も多いのです。何しろ学生価格は安いですから入手しやすいです(それでも学生には厳しい金額ではあります)。しかしadobeのさらにすごいところは、短期間の技術系専門学校へも、講座受講者に対し優待価格を設定している点。3ヶ月くらいの講座でも、かなり安く購入できます。そのため講座の金額とソフトの金額を合わせても、正規料金よりかなり安くおさまるという、画期的な制度を作っています。国内のデザイン系の主力の学校ではその制度を大々的に宣伝しているところもあります。これは技術者の育成という面でも非常に優れた制度であり、巨大なadobeだからこそできる、ともいえなくもないですが、他の技術系ソフトウェア会社も見習うべき点はあるのではないでしょうか?
 さて、その価格体系をみると、さすが!と思えます。あくまで現時点ですが、学生向けパッケージの価格がバージョンアップの価格より安いのです。逆の言い方をするとバージョンアップの価格は割高です。学生のうちに技術を身につけ使い続けてくれるユーザーが増えれば儲かる仕組みです。もっともこの仕組みも「今までは」いい仕組みだと思うのですが、今後はクラウドなどの波も押し寄せているので「今後も」いい仕組みであり続けるかは私にはわかりません。
 私はアンチアドビと思われている節がありますが、そんなことはありません。昔はPhotoshopだって使っていましたし、Acrobatだって使っていました。ただデザイン系のソフトは学生時代から使っているGCREW、パーソナル編集長などで事足りることが多かったのであえて使わなかっただけです。今後は使っていく予定です。