耐震診断と木造構造計算

 木造の構造計算をできる人の中には現場に出ず、計算・設計だけをやっている人がいます。また構造計算とその設計監理を行っている人もいます。やはり現場をみていないと設計の勘がつかめなくなるので(私の場合)、やはり設計した物件の一部でもいいから見ておいたほうがいいと感じます。更に、木造の耐震診断をやっていると木造住宅の仕組みや欠陥の発生の仕方、納まりや設備との関係、そして木造住宅に住み続けることなどいろいろ学べて、構造設計にも活かすことができます。さらにいえば、意匠設計をやってみると、構造屋さんも意匠屋さんの大変さがわかりますし、統合的な目を養うことができます。専門家はあまり範囲を狭めることはいいことではありません。だからといって幅広くやり過ぎると、専門性が薄れます。どのあたりがいいか??ふと考えることがあります。難しいですねえ・・・。