日本は火山大国・・・続き

 霧島が予想外?に活発な噴火をしています。火山灰などで農作物への影響や交通への影響が出てきています。地球が生きている証拠!なんて呑気なことはいっていられません。
 さて、火山大国と書きましたが、以外にも日本は火山大国なのに世界に較べて被害が少ないと感じます(あくまで私感、比較です)。これは日本が火山対策をしているから、とかじゃなく有史以来、巨大な噴火が実はほとんど起きていないことに起因します。その点では日本は比較的恵まれていたのかもしれません(そのかわり噴火は日常茶飯事・・・)。
 海外では数千人に犠牲者を出す噴火は20世紀になってもたくさんあります。中には数万人という大惨事になったケースもあります。20世紀最大の噴火と言われているピナツボ山の噴火は記憶に新しい1991年です。この大噴火の不幸中の幸いは、500年ぶりのこの大噴火のピークを予測することに成功して、周辺から数万人!規模で避難させたことで、多くの人命が救われました。しかしそのせいか、あまり記憶にないかもしれません。この噴火でピナツボ山は1745mあった標高が1486mまで低くなる・・・とんでもない噴火でした。噴火の影響は世界中に及び、地球の気温が約0.5度下がり、オゾン層の破壊も進んだという。ちなみに噴出物の総量は約10km3。わかりにくいのですが、富士山最後の噴火(宝永大噴火)でも約0.7km3ですから、その規模が伺えます。この宝永大噴火でも東京では5センチほど火山灰が積もったり、その灰で多くの住民が呼吸器疾患に悩まされたという。
 特に日本では、20世紀以降、都市部に近い火山噴火はほとんどなく、また大噴火も少なかったです。当然火山大国ですから、雲仙普賢岳のケースのように被害者がたくさん出た噴火もありました。しかし、その規模は大噴火というわれる過去のケースや海外のケースとは異なります。なので火山噴火を甘く見ないほうがいいです。
 先日も書きましたが、久々に桜島が大噴火する可能性があるそうです。前回の大噴火は大正時代。多量の溶岩で大隅半島と桜島が陸続きになりました。また東北まで灰が届いたそうです。できることなら大噴火して欲しくないのですが・・・。