設計価格の下落に歯止めが・・・

 ハウスメーカーや建売業者は、こんな時代だから大変だろうな・・・と思うのですが・・・最近耳にするのが、「設計者がいない」ということ。暇そうな設計事務所ならあるのですが・・・。何でも設計価格が安くなりすぎてやる人がいないらしい。まあ、やる仕事の量と責任とスキルからすれば安すぎなので仕方がありませんが。それでも食べられればやるんでしょうけど、食べられないと判断したのでしょうねえ。
 もっともそれはハウスメーカーや建売業者だけではないんです。かなり強引な根切り交渉をする業者が増えましたから。そしてかなり強引な根切り交渉をする建築主も増えました。相手を尊重しなければならないのにねえ。設計は円高・円安は関係ありません。見えないものだから根切りやすいんですけどね。ただ人間ですから、あんまりエゲツナイのはね。
 値切りすぎてやる業者がいなくなった!では仕事ができません。それでやってくれる業者をさがしてくれ!といわれてもねえ。捜す気にはなれません。根本的に考え方が間違えているんでしょう。構造計算も安いから海外に外注に出している業者さんもいますから、設計も海外になるんでしょうかね。スタディ模型作りを海外にさせている業者もいますから、プランニングもテレビ電話かなんかで海外と打ち合わせて設計する!なんてのもできるかもしれません。しかしそれでいいのかな?
 価格以外の競争を考えなければなりません。でも差別化が難しい時代。デザインでも何でもすぐに真似されますから。建築は。建築の世界は某国を批判できませんねえ・・・。