新一貫構造計算ソフトの発売の噂

 最近、話題になっている一貫構造計算ソフトの新製品の噂。すでにネット掲示板でも話題になりましたが・・・。すでに構造計算ソフトをパソコンソフトとして運用することが、末期に入り始めている現在、どれほどの購買があるのか注意深くみていきたいと思います。
 私が某建築士の耐震偽装事件のときに、構造計算ソフトは入力したモデルと建築物が一致する、よりわかりやすいシステムに向かうと書いていました。実際、その方向に向かいつつありました。しかし今年、その方向性が怪しくなってきました。各社、この方向に向かって開発しているように思えたのですが、実はバラバラな方向に向かいつつあることも露呈してきました。
 すでに構造技術者のレベルアップがあまり期待できなくなり、構造計算ソフトのサポートも限界に近づきつつある現在、ソフトウェアの運用の監視という手段を取ろうとしている動きも感じられるようになりました。また従来のモデルを変更するため、開発環境を大幅に変更した会社も見受けられます。構造計算を取り巻く環境は、改正建築基準法により大幅に変わり、その変化に一定の落ち着きが見えるようになりましたが、実は次の変化に気がついていないのではないか?と思えるふしもあります。
 構造技術者も一見落ち着いた技術環境に安心しつつ、マーケットの変化(仕事の急減)などに不安を感じている方が多いのではないでしょうか?変化に対する備えは難しく、またどうやって勉強すればいいのか?どうやって新規の仕事をとればいいのか?悩みは尽きません。
 来年には、我々が巻き込まれる波が見えてくるかもしれません。こちらも早めに備えたほうがいいのかもしれません。