CRMを考える

 CRMとは、Customer Relationship Mnanagementの略で、情報システムを応用して企業が顧客と長期的な関係を築く手法のことで、顧客管理や営業支援などで業務効率をアップすることを目的としています。近年、CRMのソフトを導入する企業も増えてきたといいます。まだまだ敷居が高いのが現状です。ただ、私のところにも提案などもあり、業務効率アップのためのツールになるのでは?と検討しています。
 無料で試せるもので有名なのはZOHO CRMです。海外のソフトですが日本語化されています。3名までなら無料で使えるのもいいです。ただちょっととっつきにくいかな?私も使っていて、これでいいのか?と疑問に思うことがあります。ただ多機能ですし動作も高速。WEBページを見る感覚なのでどこからでもアクセスできます。しかもZOHOは他にも様々なツールがあるのも魅力です。ワープロや表計算、データベース、請求書などのシステムなどなど。海外製なので、使いこなすには努力も必要ですけどね。
 新しいところではvtiger CRMです。これはインドのvtiger社が開発するオープンソースCRMです。ソースを見たのですが非常に膨大です。社内サーバー(windowsでもlinuxでも)があるのなら、お勧めかもしれません。これも海外製ですが、日本語化プロジェクトが進んでおり、またカスタマイズ企業(もちろん有償)もありますので安心です。画面はZOHOよりもわかりやすいです。単体で高機能なのも魅力です。また請求書や見積書も簡単に作成でき、PDF化できるのも魅力です。在庫管理や、発注書作成もできるので、ちょっとした販売管理ソフトとしても使えそうです。もちろん、案件管理や見込み客管理など顧客管理・営業支援機能も過不足なくあり、予定表も組み込まれていますので様々な業種で活用できそうです。atomサーバーで問題なく動くか?夏休みに実験してみようと思います。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。