手続き改正後の構造計算・確認申請の感想

 建築確認の簡素化という名の下に、手続きが簡略化された6月。早一ヶ月が経とうとしています。その影響は?と思ったのですが、正直ほとんどないです。すでに、どこの確認機関も暇で審査は非常に迅速。作成する書類が減ったくらいで、効果を体感することは少ない。適判をやれば感じるのかもしれませんが、不幸なことに現在適判物件は担当する予定はなし。木造3階建てを3軒ほど確認を通したけど、不安だった書式で文句をいわれることは皆無。「必要事項さえ書かれていればOKですよ」とのこと。これは鉄骨でもRCでも事情は変わらないらしい。最近、審査が厳しいところと甘いところの差が広がっているような気がしてなりません。こっちも常にレベルアップを目指して頑張らねば。
 

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。