ついに6月1日から、建築確認申請の運用緩和が決定。先日、公布された省令(某所でダウンロード)だけでなく、ニュースにも掲載されていますね。結局1月に公表された改正案通りになったそうです。4月から講習会も開催される予定だそうだ。
 構造では、予定通り構造計算概要書が廃止(添付図は・・・詳しくは法令を見て欲しい)。設備では、非常用照明装置や水洗便所の構造詳細図を提出不要とするとともに、一部の構造詳細図を簡素化した。
 軽微変更も危険側変更でも一定の範囲で認めるようになった。これは大きい。
 審査では、適判と確認審査の平行審査がついに認められた。弊害もありそうですが、時間の短縮にはなりそうだ。
 また申請図書の補正範囲も広くなりました。少し柔軟な対応ができそうな表記に落ち着きそうだ。拡大解釈が進まなければいいが・・・。
 ちなみに法改正については、2011年の通常国会に提出する予定のようだが、それまで某政権が続いているだろうか??
 

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。